第二次世界大戦後まで役牛として600頭前後が飼育されていたが、農業の機械化と共に一時30頭前後まで減少した。昭和3年(1928)に国の天然記念物に指定され、見島ウシ保存会の努力で雌83頭、雄15頭(2000年)が保存されている。
グーグルの検索では,この情報がトップにヒットする.実は天然記念物に指定されたのは『見島ウシの産地』で,ウシではない.文化庁のホームページを見れば簡単に判ることである.見島ウシを天然記念物とする情報はレストランや食肉業者・グルメ番組の紹介に多々見受けられる.中には,天然記念物の指定は島を出れば解除されるので,島外では特上の霜降り肉が喰えるとする.真相は見島にはと畜場が無いから食肉化できないだけの事.真に天然記念物なら文化財保護法によって食用や販売は出来ない.逆に何の根拠も無い牛肉を『天然記念物』と称して販売や料理として供することは,ジャス法等の違反となる.
0 件のコメント:
コメントを投稿